「ボディメイクアドバイス」 一覧
みなさまこんにちは!フィットネスインストラクターのmomoです。
都内のいろいろなクラブでエアロビクスやヨガのインストラクターをしています。
パーソナルトレーナーとしても12年くらいの間、主に女性のためのカラダづくりをお手伝いしてきました。
私が参加しているチームのクライアントさんがこのサイトでレッスンの感想を書くということで、
せっかくなので専門的な情報も加えた方がみなさまのお役に立つのでは!?
となりまして、
ここでボディメイクに関することを少し書かせていただくことになりました。
気軽な気持ちで読んでもらえれば幸いです。
ボディメイク。この言葉、最近すごくいろいろなところで聞くようになりましたよね。
女性もキレイや体調の維持のために、しっかりとしたトレーニングや運動をした方がいいことが、広まってきたと思います。
でもその分情報がたくさんありすぎて、本当に大切な部分はわかりにくくなっていることも感じます。
あ、でもここでお伝えすることは、一般の女性向けのボディメイクアドバイスです。
ボディビルやコンテストのような競技用のボディメイクの場合はまたちょっと違ってきますので、それは機を改めて。
ではまず有酸素運動編からいきます。
有酸素運動について
いきなりちょっと難しい話になってしまいますが、有酸素運動の定義ってわかりますか?
運動生理学では運動するときのエネルギーを供給する経路が3つあります。
たんぱく質、炭水化物、脂質といった栄養をATP(アデノシン三リン酸)という物質に変えて細胞内に蓄えたものを、リン酸系、解糖系、有酸素系の3つの経路からカラダ中に提供しています。
このうちの有酸素系のエネルギー代謝を使う運動のことを有酸素運動って言います。
有酸素運動の特徴としては、長時間持続できることです。
実際の運動で言うと、ウォーキング、ジョギングやランニング、水泳や自転車、フィットネスクラブでいうと、トレッドミルやエルゴメーターがありますね。
多くのフィットネス団体が根拠にしているアメリカスポーツ医学界のガイドラインでは、最低1日35分以上のウォーキングを推奨しています。
これはボディメイクのためというより、人が生きていくために必要な基本の運動量です。
言ってみれば酸素や水、食べ物のようなものですね。
運動の場合は水や酸素と違っていきなりカラダに異常が起きたりはしませんが、運動量が足りなくなってくるとその分だけ、体調が悪くなると覚えて頂けたらいいと思います。
意外と知られていませんが、パーソナルトレーニングの現場では、少し運動するだけでも偏頭痛や冷え症、肩こりといった慢性不調が改善することがあるんです。
がんや心臓病などの生活習慣病の予防にも、毎日30分以上の運動が推奨されているんですよ。
水飲まなきゃと同じ感覚で、歩かなきゃと思ってもらえると嬉しいです。